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Sun社がインストールを簡易化し、DTrace用のD-Light UIを伴ったSolaris Expressアップデートをリリース

先日Sun社はSolaris Express Developer Edition(SXDE)9/07を発表した(source)。Solaris ExpressはOpen Solarisプロジェクトに基づいていて、またSolarisの下でDTraceやZFSのようなツールを使用して開発をしたいデベロッパたちに対する障壁を低めるのが目的となっている。始めのSXDEバージョンは完全な開発環境の構築、ワイヤレスサポート、またAMPスタックのDTraceサポートに焦点を当てている。この新たなリリースに含まれている機能は下記のとおりである。
  • Sun Studio 12 C、C++とFortranコンパイラと新たなD-LightとGUI DTraceツール
  • Java プラットフォーム、スタンダードエディション6
  • Glade2がGTK+ツールキットとGNOMEデスクトップ環境用のユーザーインターフェースの開発用にGlade 3へ変更
  • DTraceプローブを伴うPostgresSQL 8.2.4とSolaris Service Manager、Kerberos 5サポートが統合されている
  • アップデート済みのGNOME 2.18
  • Firefox 2.0ブラウザ
  • アップデート済みのThunderbird 2.0
  • Evolution 2.8.1.1
  • アップデート済みのStarOffice 8

InfoQはこのリリースに関して、Sun社のSolaris部門マーケティングマネージャのDan Robertsと話をした。その9/07のリリースは12年間で始めての主要なリライトを伴ってインストールプロセスの簡易化が行われた。Roberts 氏はSXDEが頻繁に製品のリリースする戦略を採用しており、その結果として四半期ごとにリリースがあることを述べている。インストールに関しては、アッ プグレードにおいては3クリック、フルインストールでは6クリックで完了する。もう一つのSXDE9/07に搭載されている主要な機能はDTrace用の D-Light GUIである。D-Lightのチュートリアル(サイト・英語)とスクリーンキャスト(サイト・英語)は今年初旬に入手可能となった。最終的にSXDE9/07は新たなサポートオプション を盛り込んでいる。CDイメージがダウンロード可能(サイト・英語)となっており、または無償でDVDがSun社から入手できる。以前有効だったemailのサポートは以前と同様に年間$249にて購入できる。この9/07の新たなインストールオプションと設定電話サポートが営業時間中にて有効で、24時間対応になると年間$720からもしくは$1080からとなる。

インタビューの終わりにInfoQはRoberts氏に現在人気の高まっているRubyとRailsに関して聞いた。同氏は現在のバージョンのサポートにはJRubyのGlassfishサポートと共に、Netbean 5.5と6.0プラグインを含まれていることを述べた。またSun社はJRuby、Glassfish、ネイティブRubyに関してより詳しいDTraceサポート、また次のリリースに関してはネイティブRubyをサポートすることを考慮している。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/09/sxde907

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