DWRユーザ達にとってDojo Foundationへの移行はそのプロジェクトの将来に懸念をもたらす(source)。Alex Russel氏は同じ懸念を抱いていて、下記のコメントと共にコミュニティに対して安心感を与えた。
私はJoe氏がSitePenに参加することによって、ある意味Dojo FoundationがSitePenの武器であるか、もしくはDWRが今やDojo中心になる必要があるという意味合いを帯びていることに関して少し懸念を抱いているのです。幸いなことにこれは両方とも違います、と言いつつもこれは話半分で訊いて欲しいのですが。そのファンデーションは適当な合法性を要するのに値し、たくさんのプロセスや形式を要さないプロジェクトに対してはドアを開いており、そして私達は非Dojoなプロジェクトに対しても参加するようここ数年に渡って招待の幅を広げてきました(直接的なライバルも含めて)。Dojo Foundationの移行は進行しているが、それは即座に起こるものではない。コードそのものと同様に、組織的な問題一式を考慮しなければならない。
- Webブサイトをdirectwebremoting.orgに移行する
- CLAを追いかけ、Getahead CLAよりもむしろfoundation CLAを使用すること
- CLAを作るために弁護士達を使えば、GetaheadはDojo Foundationに権利譲渡が可能になる(かもしくは同じようなもの)
- directwebremoting.orgに誰かを雇って私達はSVNに移行する
- ユニットテストの提供
機能に関しては予定されていた2.1バージョンは飛ばされる予定である。
DWR 2.0は販売されてから約6ヶ月が経ちます。その時点で私は次のリリースが2.1と呼ばれる小規模なものであることを誓いました。しかしながら私は何かを誓うことに関して長けていないようなのですし、次のリリースには注目する点がたくさんあるのです。それを3.0と呼んだほうが良いかも知れません。それではDWR 3.0には一体何が含まれているのだろうか?
私達は今いくつか発行、サブスクリプション作業を行っていてそうする事によってDWRはサーバサイド上でJMSにプラグされるか、それ自身のみで使用されるか、もしくはクライアント上でOpenAjax Hubにプラグされます。私達はJSONPとBayeuxプロトコルを加えることによって、DWR上でのファイルアップロード・ダウンロードといくつかのイ メージマネジメントを可能にしています。もう一つの便利な機能はリバースAjaxプロキシとしてのTIBCO GI APIの(ほとんど)完全版であり、Gearsを自動オフラインサポートのサポート可能、処理的なリモートコールを可能にするようにしたいと思っています。数日後に私のブログにてこれらの機能をより詳細に記す予定です。http://getahead.org/blog/joe.
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/12/dwr-state-of-the-union