新機能の1つは、--profileフラグ(source)である。これは、Java Interactive Profiler(JIP)(サイト・英語)を可能にした状態のまま、JRubyを立ち上げる。今やJIPはJRubyディストリビューションの一部で、 JRubyクラスローダーと動作させる構成を搭載している(JIPは、バイトコードの修正を可能にするJavaのインスツルメンテーション機能で動作す る(source))。注:JIPはJRubyランタイムのバイトコードと実行時に生成されるバイトコードのプロファイルを作成する。
JRubyパフォーマンスに関する作業を続行する中で、JRubyのCharles Nutter氏が起動時のJRubyのパフォーマンスを向上させる手段を発見した(source)。
起動速度を(自分にとって)およそ70%高めるJRuby起動スクリプトに修正を加えた。JRubyジャー(およびCLASSPATH)を通常のクラスパ スの代わりに、ブートクラスパスにロードし、 検証を回避する(またその他諸々を回避する。それはこれが -Xverify:noneよりも高速だからである)。また同時に、修正が確実に安全なものであるべきである。JRubyのコアはリリースまでに幾度とな く検証されるべきであったし、実行時に生成されるコードは通常通りに検証されることになる。またJRubyは、Google Summer of Code (GSoC) 2008(source)のいくつかのプロジェクトで示されている。
- Sergio Rodriguez Arbeo氏、 指導者としてJRubyのThomas Enebo氏によるRMagick for JRuby(source)。このプロジェクトは、RMagick(サイト・英語)ライブラリのサポートを得ることを目的にしていおり、評判の良いImageMagick(source)の利用を許可する。プロジェクトの要約で述べたように、すでにJRuby Extras(source)プロジェクトで利用可能なRMagickのサポートがある。それはJRubyのさまざまなライブラリをホストする。
- Sergey Vidyuk氏、指導者としてJRubyのCharles Nutter氏によるUseful Rails Benchmarks and JRuby Rails Perf Analys(source)。このプロジェクトは、JRuby上でのRailsのパフォーマンスの改善を目的としている。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/05/jruby-roundup-1.1.1-gsoc-speed