例年のRuby on Railsコンファレンスである、RailsConf(source)において、Ruby on Rails 2.1(サイト・英語)のリリースの発表があった。 今年は、オレゴン州ポートランドにて開催された。多数の人々の期待通り、発表があった。
RailsコアチームメンバーであるJeremy Kemper氏により、講演の終盤になって正式発表があった。リリースの詳細はRiding Railsブログ(source)に記載されていて、以下の内容を含む。
今回のリリースでは、こうした機能のどれもがものすごく魅力的な機能としてフィーチャーされてはいないが、その代わり多くのデベロッパの痛点に焦点を当てている安定して、確実な改善の集合体を表している。アップデートのインストールは簡単で、問題なく進む。Rails 2.1は、2.0以来過去半年にわたっておこなってきたすべての機能や修正を伴って、一般消費向けに利用可能である。これを実現へと導こうとした、さまざまな人々による努力によって、リリースに至った。
過去半年以上かけて、パッチを作成したり、それらを入念に検査したりした1400名にのぼる協力者がいた。最終的には、1600以上のパッチになった。本当に驚異的な数である。そして、その多くがこのリリースに関与した。
新機能
主な新機能は以下のとおりである。
- タイムゾーン(Geoff Buesingによる):Tutorial(source) | Introdction(source) | Railscast(source)
- ダーティートラッキング:Introduction(source) (一部のアップデート)(source) | Railscast(source)
- Gem依存性:Introduction(source) | Railscast(source)
- 名前付きスコープ(Nick Kallen氏による):Introduction (source) | Railscast(source)
- UTCベースのマイグレーション:Introduction (source) | Railscast(source)
- より優れたキャッシング:Introduction(source)
Ryan Daigle氏(サイト・英語)による機能の紹介およびRyan Bates氏(サイト・英語)によるRailscastsのおかげにより、リリースノートがかなり楽に書ける。
通常通り、以下をインストール可能である。
gem install rails
...もしくはGit tag for 2.1.0(source)を使用することができる。
その発表には、Railscasts(サイト・英語)が主な新機能を示すことが含まれている。Railsインストールをアップデートする前に、新機能は新着情報を視覚的にデベロッパに提供する。
このリリースについての詳細は、Ruby on Rails Webサイト(source)で利用可能である。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/06/rubyonrails-21-released