Sapien Technologies(リンク)は、無償のスクリプトツールであるActiveX PowerShell(ActiveXPosh)(リンク)を利用可能にした。それは、VBScriptやJScriptのようにCOMと互換性のあるすべてのスクリプト言語から、Windows PowerShellの呼び出しを可能にするものである。ActiveXPoshは既存のスクリプトを拡張して、PowerShellの機能を利用するのに便利である。
Sapienは、以下のようにActiveXPoshを記述している。
COMのコンポーネントであり、VBScript、JScript、KiXtartまたはその他COMと互換性のあるすべての言語で使用することができる。直接Powershellホストを作成することができ、お気に入りの言語でcmdletsを使用することができる。複数の出力オプションが、統合を柔軟にしている。
ActiveXPoshの使用例は、Sapienで提供されている解説書(リンク)で説明されている。
Set ActiveXPosh = CreateObject("SAPIEN.ActiveXPosh")
if ActiveXPosh.Eval("Get-Process Winword") = vbTrue Then
WScript.Echo "Word is running"
Else
WScript.Echo "Word is NOT running"
End If
ツールのインターフェイスは、以下のコマンドで構成される。
- ClearOutput() - このメソッドは内部の出力バッファーをクリアする。
- Execute(strcommand) - PowerShellコマンドまたはスクリプトを実行する。
- Eval(strExpression) - PowerShell式を評価する。
- Init(execProfile) - PowerShellエンジンのインスタンスを作成するための初回の呼び出し。
- IsPowerShellInstalled - 真/偽を返す。
- Output - PowerShellコマンドからの出力で満たされた一連のストリング。
- OutputString - 単一ストリングとしての出力バッファーのコンテンツ。
- OutputMode - 現在の出力モードを設定または、取得する。
- OutputWidth - 希望する出力幅を設定または、取得する。
Free Tools Universal License Agreement(リンク)のもと、ActiveXPoshにはその他の無償スクリプトツールが提供されている。