Agile2008 チーム参加レポート - 動機/準備編
筆者はアジャイルソフトウェア開発についての年に一度の国際会議であるAgile2008に初めて参加してきました。今年の日本からの参加者の数は14名にも及び、発表者は5名、受け持ったセッションは8つに及び、例年にない活躍を見せました。なぜ今年のAgile2008では、これほど多くの日本人が参加し発表に至ったのか? そのレポートをお届けします。
作者 Mark Levison, 翻訳者 沼田 暁子 投稿日 2008年8月17日 午後6時20分
Joseph Pelrine氏は、チームのコーチングに関して「ソフトスキルのためのハードサイエンス」を私達に教えてくれると約束した。Joseph氏は、コーチングは必要とされる科学的な背景と厳密さを欠いた訓練である、と感じている。 「エアギターや振り」はよくない、とAllan Kay氏は言っている(リンク)。彼の目標は、その厳密さを提供することである。
なぜチームは、問題に直面しているチームでさえ、変えたいと思わないのかを検討することから議論は始まった。彼の主張では、人々やチームは大体の場合停滞していて、変化にとても抵抗する。変化を起こすためには、現在の環境が快適であると人々が感じなくなるまで熱くする必要がある。熱を利用することは、料理と共通点がある-ほとんどの人は火をつけたり消したりするが、コーチとして、私たちは5つのレベルを理解しなければならない。
よく議論されるように、Joseph氏は、チームがTDDやその他のプラクティスをやめている場合、たいていそれは熱が冷めたからだと主張している。厳密なやり方で効果をあげるには、改善したい問題に対応する際は、一度に変えるのは一つだけにするように彼は勧めている。
さらに彼は、Bluce Tuckman氏のモデル:チームを形成し、対立が起き、その後統一され、機能する、(リンク)は不完全であると言っている。
Tuckman氏のモデルには3つの大きな反対意見がある。
- 開始条件:私達はどういうわけか、グループは魔法のようにこのモデルに分類され、最適化されたやり方が出てくるだろう、と仮定している。メンバが自分達の容易には変えられない行動パターンを続けられない(戻れない)ように、温度が上がらない場合は指導者の支配力がグループの特徴として広がるだろう。
- 終了条件:機能する段階に到達すると、チームのメンバは仕事の仕方、すなわち世界の外的刺激に対する彼らの見方や反応の仕方に関するコンセンサス・リアリティにたどり着く。このふるまいが定着すると、(必然的に)次第に現実から離れるが、これは事実上チームの振る舞いがだんだんと神経質になることを意味する。
- Tuckman 氏のモデルは(少なくとも多くの人の解釈の仕方では)機能する段階はチームにとって最適の段階、到達すべきゴールであるという暗黙の仮定をもたらす。覚えておいて欲しい-Duke Ellington氏のバンドは、かつてツアーのバスの中でナイフを使って喧嘩をしたし、LaurelとHardyは舞台裏では話すことを拒んだし、...。
Josephが変化を準備するために提供している一つのモデルは、ABIDEモデル(David Snowden氏から来ている)である。
InfoQでは以前、インタビュー:Blend of Science, Process &Teamwork(科学、プロセスとチームワークの融合)(参考記事・英語)を行い、Dealing With the Organizational Challenges of Agile Adoption(アジャイル導入への組織的な挑戦に取り組む)(参考記事・英語)というプレゼンを載せている。
このセッションの詳細については、こちらのレポーターのブログ(リンク)で知ることができる。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/08/coaching_teams
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