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MarkabyやHpricotといった_why氏のライブラリの今後

原文(投稿日:2009/08/25)へのリンク

先週、突如としてRuby開発者でアーティストの_why氏が完全に消えてしまったことは、Rubyコミュニティにかなり動揺を与えた。

ひとつの懸念されるのは、Rubyのエコシステムに対して_why氏のやってきた数多くの貢献を、誰がメンテナンスするのかだ。例えば、HTMLパーサのHpricot、マークアップビルダのMarkaby、Webフレームワークのcampingなどは、とても人気がある。

_why氏はGitHubリポジトリの閉鎖を含め、オンライン上における自分の存在を完全に消し去ろうとしたため、こうしたプロジェクトの今後が危ぶまれていた。

結局のところ、ここ最近、Rubyコミュニティが分散バージョン管理に流れていたことが功を奏した。現在、_why氏のコードのGitリポジトリはGitHubのhttp://github.com/whymirrorにまとめられ、利用可能になっている。

同時に、_why氏のプロジェクトに新しいメンテナを見つける努力がwhymirrorプロジェクトのGitHubページで始まった。現時点で、主要なプロジェクトのいくつかには新しいメンテナが見つかっている。

新規プロジェクトであれば、同じ機能を実現している、もっとコミュニティが活発なライブラリを使うことを検討するかもしれない。
現在、Hpricotには、XML、Xpathへのアクセス、CSSセレクタを使った要素の発見などで、Nokogiriという競合がいる。NokogiriはJRubyと相性がよいが、これにはネイティブコードのロードが必要だ。(ruby-ffiを利用)

Markabyは、HTMLのようなマークアップを生成するためのビルダースタイルのライブラリに対する_why氏の回答だ。Ryan Davis氏は最近、tagz、haml、builderといった類似のライブラリについて調査した

あなたはRuby Shoesといった_why氏のライブラリを使っていますか?あなたはそれを使い続けるつもりですか?もしそうでないなら、代わりに何を検討していますか?

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