今年のプロフェッショナルデベロッパーカンファレンスを見据えて、MicrosoftはSQL Azureの全機能搭載版をリリースした。CTP 2はSQL Azureの最終版に組み込まれる予定の機能を全て含んでおり、現在Microsoftの製品クラスタの1つにデプロイされている。これによりユーザーはテスト環境から製品バージョンへロールオーバーすることが可能になるだろう。
8月版CTPを使っている場合は直接アップグレードすることができない。おまけに、Microsoftは年末には古いサーバーを閉鎖する予定なので、8月版CTPユーザーは12月までに代替案を考えなければならない。
新バージョンは顧客のニーズに基づいた機能を多く含んでいる。
- ファイアウォールのサポート:IPアドレスベースでデータベースアクセスを制限できる。
- バルクインサートのサポート:.NETのSqlBulkCopyクラスに含まれているバルクインサート機能により、ロード時間を大いに増加させることができる。
- さらなるT-SQLのサポート:SQL Azureがサポートしているものの換わりに、未サポートのT-SQLの機能の一覧を示す。
SQL Azureチームのブログに加えて、復習を推奨されているWindows Azureプラットフォームトレーニングキットの更新版もある。