AmazonはAWS SDK for .NETをリリースした。これはAmazonのクラウドを使ってアプリケーションを作る.NET開発者向けのライブラリやサンプル、ドキュメントを含んだSDKだ。
AWS SDK for .NETに含まれるライブラリが提供するのは、Amazonのクラウドサービスにアクセスするのを簡単にしてくれるAPIのセットだ。このAPIセットは次のサービスをラップしている。Elastic Compute Cloud、 Simple Storage Service、Virtual Private Cloud、SimpleDB、Relational Database Service、CloudFront、Simple Queue Service、Elastic MapReduce、CloudWatch、Elastic Load Balancing、そしてAuto Scaling。
C#で書かれたいくつかのクラスとインターフェイスで構成されている。これらのクラスやインターフェイスはどんな.NET言語からも呼ぶことができる。また、SDKにはVisual Studioプロジェクトのテンプレートもいくつか含まれているので、開発者はAWS向けのコードを簡単に書き始められる。
これまでAWS向けのC#とVB.NETのライブラリを使ってきたユーザは新しいSDKを使おうとするだろう。この新しいライブラリは今後、Amazon自身の手によってサポートされていくからだ。
SDKは.NET Framework 2.0以上、VS 2008以上で利用できる。また、SDKのソースコードはApache 2.0 ライセンスの下で自由に利用できる。