OracleはApache Software FoundationによるJCPから離脱する恐れの表明に応えた。
SE7への反対票は過去数年にわたる継続的な遅れと停滞に賛同する呼びかけである。私たちはApacheがその態度を再考し、Oracleやコミュニティ全体が一体となってJavaを前進させるために活動することを期待する。
しかし、彼らはその問題のもっとも重要な点、つまりTCK自身のライセンスを提供することに反対していること、については何も語らなかった。OracleはJava Specification Participation Agreement(JSPA)に従っていると主張している。
OracleはJSPAの下での責務にそった公正、合理的、かつ、差別的でない条項のもとで、TCKライセンスを提供している。
残念ながら、Apache Software Foundationは、TCKを利用分野制限を課すことなく提供しないという次のJSPAの条項をOracleは満たしていないと信じている。
仕様を主導する立場の者は"このような独立実装を作成および配布する権利を持つものの権利を限定または制限するいかなる契約上の条件または条項を課すことはできない" (5.C.III 節)仕様を主導する立場の者は仕様に互換性のあるいかなる実装に対してもすべての必要な知的財産を利用料不要な形でライセンスしなければならない (5.B 節)
この論争についてさらに詳しく知りたければ、以前のInfoQの記事を参照のこと。