InfoQは先週、IPv4空間は、2011年1月になくなるとの予測している。APNIC (アジアと太平洋地域の地域インターネットレジストリ)から2つのIPv4/8が要求された結果、最後の5ブロックのIPv4/8は、RIPE-436により残りのRIRに配布される。
いくつかのIPブロックは、IANAのIPv4アドレス空間で「将来の利用」にマークされているが、これらはプロトコルの将来開発よりも解放されることが期待されている。1981年に実験用にクラスE空間が予約され、同じように公開するサーバーのホスティングには利用できないマルチキャスト用のクラスD空間が予約されている。
実用的な観点から、RIRはすべてのIPv4アドレスを取得するだろう。最後のAPNICの要求のメモによると:
IPv6は、インターネットの成長を継続させるという意味しか持たず、インターネット産業のすべてのメンバーが早くそれを使う方向に動いて欲しいとAPNICは繰り返す。
IPv4アドレスの配置は、枯渇するまではそれぞれの地域で継続されるだろう。 APNICやARINは、他(たとえばAfriNICやLACNIC)よりも前に枯渇するだろう。彼らのプールは、年末までには枯渇するだろう。他は、来年まで生き延びるだろう。
IPv6の採用を促進するために、Googleと他の企業は、2011年6月8日に世界IPv6デーを提案している。次のサイトで事前にIPv6への接続性を確認することができる。IPv6への移行は、IPv4とIPv6の両方でサイトを二重にホスティングすることになる。 IPv4は、しばらくの間継続されるだろう。たとえば、Blogger上にBlogをホストしている場合、利用者がどちらのネットワークだったとしても、IPv4とIPv6のどちらでも接続することができる。
IPv6の準備はできているだろうか?あなたのISPは、それをネイティブにサポートしている、もしくはHurricane ElectricやSixxsを使って、あなたがフリーのIPv6トンネルを設定するのだろうか?