昨日、Microsoftは、Visual Studio 2010用の Windows Azure SDK 1.4をリリースした。このリリースは、扱いにくいRDPバグのような、いくつかの重要なバグの修正が入っている。更に、改善された Windows Azure Connectポータルからの複数アドミニストレータ サポートのような機能を追加している。
バグ修正:
- web.configファイルがリードオンリーにセットされた時に、フルIISが失敗する原因を修正した。
- フルIISパッケージがパッケージされたときに、大きさが2倍になる原因を修正した。
- 診断ストアがいっぱいになると、フルIISのwebロールが再生される原因を修正した。
- 診断プログラムがIISログをWindows Azureのストレージに転送できない原因であるIISログのパーミッション問題を修正した。
- csuploadがx86プラットフォーム上で動作できない原因を修正した。
- web.config中のユーザエラーがもっと簡単に診断できるようになった。
- Remote Desktop to Windows Azure Rolesの安定性と堅牢性が改善・強化された。
新しいフィーチャー
- Windows Azure Connect:
- Admin UIで複数管理者をサポート
- クライアントUIがアップデートされ、ステータス通知と診断機能が改善された
- 非英語バージョンのWindowsに Windows Azure Connectクライアントをインストールできるようになった
- Windows Azure CDN:
- ホストサービス用のWindows Azure CDN :開発者は、 Windows Azure CDN経由で任意の規模で配信できるコンテンツの「元」として、Windows Azure Web と VMロールを使うことができる。webサイトの静的なコンテンツは、自動的に米国、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、南米の各場所でキャッシュできるので、webサイトのコンテンツを最高の帯域幅とより小さな遅延で、ユーザに配信される。
- Windows Azure CDNからセキュアなコンテンツを提供: Windows Azureの管理ポータルの新しいチェックボックス オプションで、既存の Windows Azure CDNアカウントを使って、HTTPSを介して、セキュアなコンテンツを配信できる。
新しい Windows Azure 1.4 SDKは、ここからダウンロードできる。