Eclipse Mylyn 3.5 がリリースされた。IDE内のビューでビルドの状態が見える、新しい Hudson/Jenkins コネクタを導入している。このビューは、自動的に走っているHudsonビルドを検知して、ビルドサーバーを設定するように促す。更に、失敗したテストのどれでも調査でき、失敗したテストをIDE内から直接、再実行できるできる。
Mylynのアップデートサイトが移ったので、このような最新の変更を入手するために、Eclipseインストールに http://download.eclipse.org/mylyn/releases/latest/ を追加したほうがいいだろう。
Steffen Pingel氏は、2004年のアイデアの段階から2006年の1.0リリースまでのEclipseにおけるMylynの進化の歴史を知っている。Mylynは進化につれて、単なるタスク中心のインターフェースから多くの様々なバグシステム、自動化されたビルドとバージョンコントロール システム、文書化さえ(WikiText や同類のツールによって)サポートするようになった。そこまで、1つのプロジェクトで大きくなり、昨年末に、第1級プロジェクト に昇格した。このプロジェクトには、タスクや文書提供だけではなく、一般的なレビュー ベース システムの本拠地を提供するものもある。これによって、外部のレビューシステム(Gerritのような)あるいは、Mylynタスクを使ってできる軽量なレビューシステムのどちらかを統合できる。
Mylynの成長は、Mylynコネクタのエコシステムによって証明されている。これのお陰で、商用でもオープンソース製品でもコアのMylynフレームワークに嵌るのである。コネクタを提供している商用製品会社の数がオープンなEclipseプラットフォームを持つことの恩恵と商用製品ベンダーがその上に開発できることの便益を証明している。