まずHaskellが、そして今度はEclipseがGitHubへ移行した。GitがGitHubにミラーされているだけに過ぎないが、GitHubのEclipse Foundationのページには既に70以上のリポジトリがある。3.6.2の一部としてEGit 0.11をリリースし、Eclipse 3.7では1.0をリリースするつもりなので、EclipseプロジェクトのGitへの移行には今まで以上に必要性がある。Chris Aniszczyk氏の発表によれば、
GitHub上にeclipse.orgのミラーを立ち上げられたことをうれしく思います。
I think this is an important step to making the eclipse.orgのコードベースをフォークしたりコードを変更することでプロジェクトに貢献したりする人にとってアクセスしやすくすることはとても重要だと思います。eclipse.orgのプロジェクトでGitHub上から誰かの変更を受け入れる場合は、公式の方針を確認して、Gitによる貢献を管理してください。
プロジェクトの4分の1は既にGitへ移行している(それゆえGitHubで確認できる)。この6ヶ月間で移行のスピードは速くなっている。EclipseConでのEGitのチュートリアルが人気だったので、多くの人がまねをしようとしているのだろう。そうはいっても、Eclipseのリリースの流れを考えれば、まだ切り替えていないプロジェクトが3.7になる前に切り替えることはあまりないだろう。
また、TychoプロジェクトがEclipse foundationへ移行中だ。tycho-userとtycho-devというメーリングリストが作られた。多くのプロジェクトがTychoを使えば、簡単にPDEプロジェクトを作れることが分かり、リポジトリを同様にプラットフォームを移行した。
GitとGitHubへの移行が進んでいる今なら、よりEclipseへの貢献がしやすくなるのだろうか。