Internet Explorerチームは、IE10の2番目のPlatform Previewをアナウンスした。プレビューでは、Positioned Floats、HTML5 SandBox、HTML5 Forms、setImmediate API、Page Visibility API、Async ScriptsなどのようなIEの新しい機能を提示している。これには、先日公開されたWindows 8デモと同じHTML5エンジンが使われている。
特筆するべき機能には、次のようなものがある。
- Positioned Floats – ページ上で他のエレメントに囲まれた覆われたコンテンツをデザイナに提供
- HTML5 SandBox – クッキー盗難、フォームのサブミット、ページのリダイレクトのような悪意のある振る舞いを回避するために、Webサイト上のサードパーティーのコンテンツをサンドボックスに閉じ込めるセキュリティ機能
- HTML5 Forms – HTMLフォームの基本的なバリデーション
- HTML5 ドラッグ&ドロップ
- setImmediate API – 長くかかるJavaScriptの操作を分離するsetTimeout APIに変わるよりよいパフォーマンスの代替
- Media Query Listeners – (ウィンドウサイズに合わせて画像の解像度を切り替えるような)メディアクエリの変更へのレスポンスでスクリプトを実行することを可能にする
- Async Scripts – ページのRESTブロッキングなしでスクリプトの非同期ダウンロードを可能にする
- よりスムーズでより効率的なアニメーションのためのrequestAnimationFrame API
- Web Workers – (Webページの反応を損なうことなく)バックグラウンドでJavaScriptを独立して実行するコンテナ
これらすべての機能は、Platform Previewのデモと例で説明されている。開発者は、開発者ガイドを確認して、HTML5技術を使ったサイトの準備を始めることができる。