Extended WPF Toolkit バージョン 1.5 が公開された。このオープンソースプロジェクトは,Windows Presentation Foundation (WPF) コントロールやユーティリティ,標準の WPF Toolkit に含まれていないコンポーネントなどを集めたものだ。アイテムの中には今回のリリースで新たに追加されたものの他,Silverlight Toolkit からの移植もある。
Extended WPF Toolkit 1.5 ではいくつかのコントロールの更新とバグフィックスに加えて,6つのコントロールが新たに追加されている。新しいコントロールは次のものだ。
- CheckListBox - 各項目の前にチェックボックスを付加したリストボックス
- CollectionEditor - Collection 内の項目の編集に使用する。CollectionEditor を格納するウィンドウとして CollectionEditorDialog が新たに追加されている。
- DropDownButton - クリック時にドロップダウンを表示するボタン。ドロップダウン内には任意のカスタムコンテントを格納できる。
- MultiLineTextEditor - ドロップダウン内にサイズ変更可能なテキストエディタウィンドウを表示するコンボボックス
- PrimitiveTypeCollectionEditor - プリミティブ型の IList を扱うエディタ
- Wizard - ウィザード作成用ツール
新しいコントロールのデモなどのサンプルコードも含まれたツールキットは, CodePlex あるいは NuGet からダウンロード入手可能だ。