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スクラムアライアンス、スクラムマスター認定制度を強化

原文(投稿日:2011/12/16)へのリンク

スクラムアライアンスによる認定スクラムマスター(Certified ScrumMaster (CSM))は、2日間のコースに参加して、pass/passテスト(つまり間違ってもよい)を完了した個人に与えられる。2012年に、このテストプロセスはpass/failテストを含むよう変更され、そして2013年1月までに、認定スクラムマスターの資格を維持するための新しいPDU (Professional Development Unit) プログラムが始まる予定だ。

Managing DirectorであるCarol McEwan氏は認定スクラムトレーナー宛のメールにおいて、新テストは2012年1月から開始できると説明している。開始直後の3か月間は、テストを完了した候補者はみな合格とされる。2012年4月1日以降、候補者には60日間に2度、テストに合格するためのチャンスが与えられる。もし3度目のテストが必要になれば、候補者は$25を負担する。
 
テスト自体は短く、35問しかない。その内容は一般的なアジャイルおよびスクラムの知識、スクラムの役割、スクラムミーティング、スクラムの成果物といったものだ。候補者はどこからでもオンラインでテストを受験できる(テストセンターは関与せずに)。テストの最後には、間違えた回答の一覧が表示される。テストはCSM Content Outline and Learning Objectivesに基づいており、これはスクラムアライアンスのサイトからダウンロードできる。
 
さらに重要なのは、資格更新プロセスの変更だろう。スクラムアライアンスは2013年までにPDUプログラムを導入する予定だ。認定スクラムマスターは結局、資格を維持するためにPDUを取得する必要がある。これはさらに高度なクラスへの可能性を広げるものでもある。
 
認定スクラムマスター制度には常に賛否両論があり、新たなアジャイル認定制度が増えることは議論を呼ぶだけだ。これについて是非意見を聞かせてほしい。
 

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