Microsoftは引き続きNode.jsに投資を行なっている。今回、新しくオープンソースの SQL Server Driver と WebMatrix用の新しいNode特有のフィーチャを公開した。
Node.jsは、すでに Windows Azureでサポートされており、今回Microsoftは、ツール群の改善を目指している。 WebMatrix 2が誇る幾つもの新しいフィーチャは、Windowsマシン上でのNode開発を簡単化することを狙っており、以下のものが含まれている。
- 合理化されたインストール
- 新しいスターター テンプレート
- インテリセンス
- Jade とEJS テンプレート エンジン
- 新しい CoffeeScriptエディター
これらのフィーチャは、Justin Beckwith氏によるこの記事で詳しく見ることができる。 WebMatrix 2にはまた、一般のweb開発者向けに、新しいフィーチャのある。例えば、改善された LESSのサポート、 Windows と iOSデバイスのエミュレータ、新しいエクステンション用Gallery。
Visual Studio Web Toolsの Program ManagerであるMichail Arkhipov氏は、彼のブログで次のように言っている。
WebMatrix v2は、 Visual Studio 2010で始めて登場した外見と同じWPFベースのコアエディター外見を採用している。こうすることで、 VS, VWD、 WebMatrix間でフィーチャを共有することができる。
なので、これらのフィーチャの幾つかを最終的にVisual Studio にも取り入れることは、少なくとも技術的には可能である。
Node.jsの新しいSQL Server Driverによって、 SQL Server あるいは SQL Azureに対するインラインクエリを書いたり、データを読み出すことができる。コールバック関数を渡して、1つのResult Set中の全行を読みだすのとは別に、メタデータと次に各行あるいはカラムを読み出す時に、個々のイベントにサブスクライブすることもできる。そのシンタックスはこれらのテストで見ることができる。
SQL ServerはNodeドライバーを持つ最初のリレーショナルデータベースではない。既に幾つものOracle や MySQL用のドライバーがある。 Node.jsは、よく NoSQLデータベースと使われる。例えば、MongoDB、CouchDB、これらのJavaScriptと上手く動くJSONベースのAPIである。