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ZeroTurnaroundが新しい Javaの研究とコンテンツを担当する組織をスタート

原文(投稿日:2013/01/17)へのリンク

 

ZeroTurnaroundは、人気のあるJVMプラグインJRebelLiveRebel JVMプラグイン (これらはJava開発サイクルの高速化とダウンタイム無しで稼働中の環境にアプリケーションをデプロイするのを自動化する) を開発しているベンダーあるが、Rebel Labs と呼ばれる新しい研究とコンテンツの組織を発表した。彼らが言うには、この組織はJavaコミュニティに無料のベンダー中立な技術リソースを提供していく。

Rebel Labsサイトには、 ZeroTurnaroundの開発者生産性レポートがあり、これは Oracle, Red Hat 、VMwareを含む多くの会社によって引用されてきた。他にも5つの詳細レポートがあり、以下の様なトピックを扱っている。Jenkinsを使った継続的デリバリ、 Nexus とLiveRebel、Scalaの生みの親である Martin Odersky氏とのJava組織におけるScalaの使い方に関する議論、Javaのクラスローダーとバイトコードに関する技術的に深い話、Maven 、Eclipse, Tomcat と Jrebel と一緒にSpring Framework 3.1, Hibernate 4.1,そしてBeanバリデーションを使って、現代的なJavaベースのwebアプリケーション開発に関するウォークスルー。

この種の長文形式のレポートを作成するのは、時間がかかるし、リソースも非常にかかる仕事である。 ZeroTurnaroundのような小さな、ベンチャキャピタルの投資を受けていない会社による面白いやり方である。しかしこの会社はそれをやるには適したポジションにおり、また業界に良く知られており、JRebel自身が開発するには難しいツールで、クラスローダやJVMの他のかなり難解な部分に関する深い知識が必要である。更に、創立者でCEOの Jevgeni Kabanov氏による、クラスローダーメモリに関するプレゼンは、これまでのカンファレンスにおいて好評を博してきた。興味を持って、InfoQは Rebel Labsの代表である Oliver White氏に詳しく聞いた。

Rebel Labsの読者層は誰ですか?

Rebel Labsのビジョンは、ソフトウェアを開発し、テストし、デプロイしているIT専門家を教育し、意欲をかきたて、そしてある程度楽しませることです。我々は技術レポート、ガイド/ハウツー、調査それらに伴う資料を作成したりします。同時に、我々には広範囲の読者がいますので、高度なプロ知識とこれらのIT領域の全てに関連する素晴らしい提供物によって彼らのニーズに、応える必要があります。

ですので、技術的なハウツーさえ、忙しい銀行のCEOへの簡単な情報が入っていなければなりません。同様に、新興企業におけるマーケット上の失敗に関するユーモラスな記事は、Java開発者と運用マネージャにも訴えるものでなければなりません。

なぜサイトを始めたのですか?

我々は2012年に6つの技術レポートを発行し、その人気の高さを元に、独立した研究とコンテンツ部門を立ち上げるビジネスケースを創造できました。これは新しいブランドで JRebel, LiveRebel や ZeroTurnaroundの外に存在しています。 Rebel Labsサイトは、月ベースで訪問すべきサイロで、新しいレポートをチェックするか、あるいは週ベースで技術ブログ投稿を見るべきです。またInfoQのような発表用の大きなリソースであり、ずっと大人数の読者に提供していきます。私は来年までに、毎月 Rebel Labsに約80億の訪問者を期待しているのですが。

単なるZeroTurnaround製品向けの広告をどのように避けるのですか?

別ブランドとして、個人的に確実に我々は営利業務と重ならないようにすることは、私にとって重要です。http://zeroturnaround.com/rebellabs に行くと、ZeroTurnaroundブランドがサイトのその部分から取り除かれているのがわかるでしょう。そうはいっても、もし我々が開発と運用チームの仕事のやり方を改善する新しいツール、技術、方法論の議論しているなら(彼らの頭痛を和らげるため)、レポートの目的を達成するために使われるツールセットの中にJRebel やLiveRebel が入っている可能性はあります(すなわち、たくさんのXML使わず、そしてJRebelを使って時間のかかる再スタートをせずに、次のJava webアプリを作ったり、あるいは、 Jenkins, Nexus、LiveRebelのようなツールを使って継続的デリバリ パイプラインを実装したりする)。実際、6つの技術レポートの内4つは、 ZeroTurnaroundからの何かを使うことをベースにしていません(そのトピックにおける我々の専門知識は別として)。

コントリビュータ全員が ZeroTurnaroundの社員ですか?

現在、主要メンバーはZeroTurnaround の社員で、チームに一人専任のRebel Labs コンテンツ制作者がいます。我々はこれまでより大きな舞台で、そして自分自身のコンテンツを作るのに技術屋、オタクのプラットフォームで、技術的アイデアや書物を提供することに興奮を覚えるような人々を求めています。我々はあらゆる種類のコントリビュータを歓迎します。

Rebel Labsへの参加は無料。サイトにはまた、ブログフィードセクションがあり、メインの ZeroTurnaroundブログにリンクしており、ソフトウェア・ライセンスの基礎に関する最近の記事とInfoQコントリビュータの Kostis Kapelonis氏による、Java開発者に単体テスト(one, two)の利点を思い出させる2つの記事が載っている。

 

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