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Twitter、CocoaSPDYをオープンソースに

原文(投稿日:2013/12/20)へのリンク

TwitterがCocoaSPDYを開発し、それをオープンソース化した。CocoaSPDYはOSX (Cocoa)とiOS (Cocoa Touch)向けのSPDYフレームワークで、彼らが以前Nettyに寄贈した実装に基づいている。時を同じくして、彼らのiOSアプリケーションも素のHTTPの代わりにSPDYを使うようアップデートされた。Twitterはこれにより通信遅延を最大30%削減でき、「ユーザのネットワーク状況が悪いとき」ほど改善が顕著に見られると説明している。

Twitterは他にも次のような利点があると述べている。リクエストを多重化できること – 連続したリクエストを送信できる、単一のTCPセッションでバラバラのレスポンスを受信できること、サーバからクライアントへメッセージをプッシュできること、リクエストとレスポンスのヘッダを圧縮できること。

SPDYフレームワークをプロジェクトに組み込むには、ソースコードもしくはARMかx86/64バイナリを使えばよい。以下のどちらかのコードを使うことで、他のコードを変更することなく簡単にSPDYを有効化し、アプリケーションで利用することができる。

SPDYURLConnectionProtocol registerOrigin:@https://api.twitter.com:443];
configuration.protocolClasses = @[[SPDYURLSessionProtocol class]];

Server PushDiscretionary/Deferrable Request Schedulingはまだ動かないが、今後実装される予定だ。

SPDYはMike Belshe氏によって開発され、今では多くのGoogleサービスとChromeとの間で使われている。SPDYは現在進行中のHTTP 2.0標準化の土台となっている。

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