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MapR Community Edition組込みのMapR-DB NoSQLデータベースが無制限商業利用可能に

原文(投稿日:2014/12/05)へのリンク

Apache HadoopディストリビューションのプロバイダであるMapR Technologiesは,自社のMapR-DB NoSQLデータベースを,無制限に商業利用可能なオープンソース化した

MapR Community Edition(旧M3)の一部であるMapR-DBは,GoogleのBigTableをベースとして,広い列のNoSQLデータモデルをサポートする。Hadoopにネイティブに統合され,自動シャーディングをサポートするこのデータベースは,データストリーミングやリアルタイム分析といった分野のユースケースで使用可能である。格納可能なデータセットとしては,ログやセンサデータ,メタデータ,クリックストリームなどの運用データ形式がある。MapR-DBと既存のHBaseアプリケーションの実行には,Apache HBaseコアAPIが使用される。開発者は,同一クラスタ内で動作するHBaseとMapR-DBを使用するアプリケーションを実行可能だ。

MapR-DBデータベースはさらに,以下のような機能もサポートする。

  • 行レベルACIDトランザクション
  • 強いデータ一貫性
  • KerberosやLDAP統合などの認証を使用する統合セキュリティ,および認証用のアクセス制御式。
  • マルチテナンシ
  • パフォーマンスをさらに向上させるため,メモリ内にデータベース全体を収容する場合に使用される,インメモリデータベースオプション。

高可用性やディザスタリカバリ(HA/DR)機能はサポートされない。

MapR Community EditionのMapR-DBは,同社Webサイトからダウンロード可能だ。さらにはMapR Sandboxもある。これは仮想マシン内で動作する完全機能のHadoopクラスタで,スタンドアロンのインストレーションやコンフィギュレーションのオーバーヘッドを受けることなく,製品のテストを行うことができる。

 

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