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PowerShell Tools for Visual Studioはリモートセッション、DSC、Workflowsをサポートする

原文(投稿日:2015/04/27)へのリンク

PowerShell Tools for Visual Studioは、PowerShell開発者にVisual Studioのパワーを提供するVisual Studio拡張である。この拡張のオリジナルの作成者であるAdam Driscoll氏は、過去数か月にわたってMicrosoftからの助けを得た。その結果、新しいリリースであるv3.0.108では、64ビット版とリモートセッションのサポートとそのほかの改善を提供することができた。

PowerShell Toolsは、Visual Studioに開発者が期待する多くの機能が提供されている。PowerShellプロジェクトでモジュールとスクリプトの両方をサポートする。コーディング中は、インテリセンスや、関数定義にジャンプするような通常のナビゲーション機能などの補助を期待することができる。デバッグ中は、コールスタックとローカル変数ウィンドウが期待通りに利用可能である。ブレークポイントは完全ではなく、条件付きブレークポイントが欠けている。彼らのロードマップには含まれている。PowerShell Toolsには、PowerShellのユニットテストとモックフレームワークであるPester向けのテストアダプターも含まれている。

新しいリリースでは、64ビット機能、PowerShell Desired State Configuration (DSC)とWorkflow機能だけでなく、OfficeとSharePointスクリプトなどをサポートしている。もうひとつのパワフルな機能は、リモートセッションのサポートだ。 MicrosoftのCloud PlatformのメンバーであるAndre Sayre氏は、先日のPowerShell Summitで、リモートコンピューターへのセッションを作成でき、そこでスクリプトのオープンと編集、デバッグができることをデモした。これは、先日発表されたローカルUIを提供しないWindows Nano Serverにおいて重要な機能である。ユーザーエクスペリエンスの面では、ドキュメントエディターとPowerShell対話型ウィンドウは、完全なインテリセンスとオートコンプリート機能を備えている。PowerShell Toolsの最新リリースでは、Visual Studio 2013に加えて、Visual Studio 2015 RCとWindows 10もサポートしている。

彼のプレゼンテーションでAdam Sayre氏は、PowerShell Toolsの将来について話した。チームは、コードナビゲーションの改善、フォーマットやリファクタリング機能の改善など、エディターの改善をしていきたいと考えている。彼らは、デバッグ実行中のスクリプトへのアタッチなど、新しいPowerShell 5デバッグ機能にも対応していきたいと考えている。(PowerShellからC#へのジャンプなど)混合モードデバッグもまたカードになるかもしれない。

GitHubは、Adam Driscoll氏のPowerShell ToolsオフィシャルリポジトリとMicrosoftのフォークの両方をホストしている。どちらのリポジトリもすべての開発を管理するためにGitHubの課題を使用しているため、将来の開発について学ぶだけでなく、あなたの持つあらゆる課題を投稿することができる。

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