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Red Hat Linux Enterprise、Linuxにおける.NET Coreのリファレンスプラットフォームに

原文(投稿日:2015/11/05)へのリンク

MicrosoftとRed Hatが、Red HatのEnterprise Linuxで.NETランタイムを公式サポートすることを発表した。両社によると「Red Hat Enterprise Linuxは Linuxにおける.NET Coreの第一の開発及びリファレンスOSになる」という。

Red Hatのデベロッパーエクスペリエンス部門のヘッド、Harry Mower氏によると、オープンソース化した.NETは、開発者が「OSとランタイムのメリットをマージする」新しい可能性を実現するものだという。特に、Windowsの何分の一かのコストで、Linuxは素晴らしい拡張性をもたらすかもしれない。Linuxで.NETを使うことによって開発者が得られる明らかなメリットだとMower氏が考えているのは、Dockerコンテナを使って.NETアプリケーションをパッケージングしてデプロイできることと、利用可能なツールのエコシステムが成熟していることだ。だが、エンタープライズにとってこれが成功する大きな要因は、あらゆるレベルで公式サポートが存在することだ。今回の新たな合意はまさにこれを解決しようとするもので、エンタープライズ開発者はRed Hatで.NETを動かすことができ、Windowsでアプリを開発するときに期待するのと同レベルのサポートが提供される。両社はそう主張する。

発表には、Microsoft AzureにおけるRed Hat Enterprise Linuxのインテグレーション改善を目的としたより大きなパートナーシップが含まれており、さらにはAzureの顧客がネイティブのRed Hatソリューションを利用できること、共同サポートチームによる一体化されたサポート、Red Hat Cloud FormsからのAzure負荷マネジメントのサポートも含まれている。

.NET Coreは2014年末にオープンソース化されLinux、Mac OS XFreeBSDで動かせる。.NETのオープンソース化は開発者コミュニティの関心を集め、早くもNETがオープンソース化された1ヶ月後には「プロジェクトに取り組む外部の開発者の数は、今や内部の開発者の数を超えている」と報告された

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