先日Granite Data Services (GDS) 1.1.0 GAがリリースされた。もしGDSを知らないのなら、Granite Data Servicesプロジェクトに以下のように紹介されている。
Granite Data Services(GDS)は、J2EEアプリケーション・サーバにとってAdobe LiveCycle (Flex 2+) Data Servicesに代わる、無料のオープン・ソース(LGPL’d(リンク))プロジェクトです。このプロジェクトの主な目的はFlex 2+/EJB3/Seam/Spring/Guice/Pojoといったアプリケーションの開発に際してAMF3/RemoteObjectの利点をフルに活かせるフレームワークを提供することにあります。そして、Cometに似たプッシュ技術の実装(HTTP越しにAMF3のリクエストを送信)とActionScript3のコード生成ツール(Ant(リンク)タスクとEclipse(リンク)のビルダ)も提供します。
1.1.0 GAのリリースにはGDSベースの開発を簡単にするいくつかの重要な機能が含まれている。例えば、新しいEclipseプラグインではJavaのソース・ファイルが作成されたり更新された場合に自動的にGDS ActionScript3のコードを生成する。
また、Tideと呼ばれる機能もある。
Tideは完全なFlexフレームワークとエンティティのキャッシュ、コレクションのページ送り、そして遅延ローディングといったデータ管理機能を提供します。これはまるでCairngorm + Flex Data Management Serviceを完全に置き換えるもののようです。1.1版ではサーバ側の技術としてJBoss Seamに的を絞っていますが将来はSpringや通常のEJB3に対するサポートも行う予定です。
リリースに合わせて、今回のバージョンがFlex2をサポートする最後のGDSになると発表された。(これ以降はFlex 3+しかサポートしない)