この最新のリリースには下記のものが含まれている。
- Windowsコミュニケーションファンデーション(WCF)アダプタインテグレーション
- BizTalk Server 2006 R2への更なるインテグレーション
- on/offランプ用パーシャルリクエストレスポンスサポート(今までESBガイダンスはメッセージセンダーとレシーバーパターンのみサポート可能)
- ポリシー駆動のエンドポイントレゾリューションをサポート可能なレゾルバとアダプタプロバイダフレームワーク搭載
- AmberpointとSOAソフトウェア等のキーSOAガバナンスベンダーとのより強固なインテグレーション
Connected System Division(CSD)のフィールドプログラムマネージャーのMarty Wasznicky氏は下記のようにコメントしている。
パフォーマンス性が高くかつESB Guidanceの前作で開発された編成機能ベースのサービスの必要なしにメッセージングレベルでフレキシブルなランタイムレゾリューションと変換ができる強靭なアーキテクチャを作るのが目的だった。 結果的にできたのがダイナミックローディング、キャッシング、登録済みのレゾルバの呼び出しをサポートするレゾルバとアダプタプロバイダフレームワークだ。
更なる詳細概要(機能的、技術的な)はESBガイダンスコミュニティーのウェブサイトからダウンロード可能だ。
BizTalkはESBに関するGartnerの定義に基づいたガイダンスを出版した。
効率よく誘導されたコミュニケーションと疎結合、また非結合のビジネスコンポーネントの中で仲裁された関係をサポートするウェブサービス対応のインフラ(ソース元:Gartner Group)
そしてそれらの機能は下記の5つの機能に言い換えられる。
- メッセージの仲介
- メッセージの変換
- メッセージ評価
- 採用
- サービスの編成機能
疎結合は消費者とプロバイダ両方に関連してインターセプターパターンを用いてなされる。これらはルーティング、変換、評価が起こるインターセプター内で引き起こされる。編成機能はBizTalkSeverによって提供される。マイクロソフト社はそのアーキテクチャをハイブリッドハブ/バスアーキテクチャと評価している。
インターセプターの中核機能の一つは内在するBizTalkサーバによって解釈されるESPのある特定のメタデータを通過してくる全てのメッセージを装飾するものである。
ソースコードとドキュメントがここにてダウンロード可能である。またVMが入手可能だということを聞いたが(なぜならBTS2006 R2ベータが必要になるから)そのためのポインターを見つけることができなかった。