この始めてのEAPのリリースはバージョン4.2であり、それがベースとなっているJBoss アプリケーションサーバのバージョンに対応している。またそれはJBossクラスタリング、JBossキャッシュ、JBossメッセージング、Hibernate、JBoss SeamとJBoss Transactionsとも結びついている。EAPはJ2EE1.4仕様をフル準拠し、またJavaEE 5.0の仕様であるEJB3.0、JSP2.1、Servlets2.5、JSTL1.2、JSF1.2を他の小さなコンポーネントと同様に含んでいる。
EAPのリリースは新たなJBoss開発とサポートモデルにおいて初めてのリリースとなる。今後はサポートが単独型のJBossアプリケーションサーバではなく、EAPのJBossのみから購入可能となる。またEAPサポートはRedHatのEnterprise Linuxのサブスクリプションモデルに良く似た、顧客が年間費を支払いフリーアップグレード、またサポートを得るというサブスクリプションモデルにおいて販売されている。 またJBossは3年間のフルサポートと2年間のメンテナンスサポートとそれぞれのEAPのリリースを合計で5年間サポートしている(source)。技術的な利点に加えて、そのサブスクリプションはLinuxベンダーとユーザーに対する、つい先日破産したSCO(source)によって提訴された訴訟に対する保証(source)も提供している。