だが6年というのはかなり長い時間で、その間には.NET Dynamic Language Runtimeが誕生しJavaはダイナミック言語用にもっとより良いサポートを手に入れている。問題はParrotにおける50の言語が一つとして完成していないように見えるということだ。だから光を垣間見る前に1.0への希望は失われてしまう(source)。そしてもしParrotが将来完成しなかった場合、そのことについて誰も気にかけなくなってしまうのだろうか、それともポータブルマルチランゲージプラットフォームの勢いはJVMかそれとも.NET CLR/DLRへと移行しているのだろうか。
JVMは既に200以上の言語を抱えており(source)、.NETプラットフォームは現在40言語の実装を用いてParrotに迫っている(source)。Javaがオープンソース化するに連れて、Parrotプロジェクトは急がないとすぐに遅れをとってレースに負けてしまう危険がある。それともParrotはもう既にレースに負けているのだろうか?
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/09/is-it-too-late-for-parrot