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Parrot VMは時代遅れか?

Parrot Virtual Machine(サイト・英語)がその誕生から6年目を迎えた。ParrotはPerl6と密接に関わりながら開発されているオープンソースVMだが、他の言語も狙いとした(source)複数言語VMなのである。その一番の目的はダイナミック言語において良質なVMであることだが、C99のような稀な言語がParrot上で作動し、また. NETバイトコードトランスレータもあるのだ。

だが6年というのはかなり長い時間で、その間には.NET Dynamic Language Runtimeが誕生しJavaはダイナミック言語用にもっとより良いサポートを手に入れている。問題はParrotにおける50の言語が一つとして完成していないように見えるということだ。だから光を垣間見る前に1.0への希望は失われてしまう(source)。そしてもしParrotが将来完成しなかった場合、そのことについて誰も気にかけなくなってしまうのだろうか、それともポータブルマルチランゲージプラットフォームの勢いはJVMかそれとも.NET CLR/DLRへと移行しているのだろうか。

JVMは既に200以上の言語を抱えており(source)、.NETプラットフォームは現在40言語の実装を用いてParrotに迫っている(source)。Javaがオープンソース化するに連れて、Parrotプロジェクトは急がないとすぐに遅れをとってレースに負けてしまう危険がある。それともParrotはもう既にレースに負けているのだろうか?

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/09/is-it-too-late-for-parrot

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