誰もが思うようにマイクロソフト社は今後引き下がる予定はないだろう。同じ記事から以下記載。FSFは今年の6月にGeneral Public Licenseを発行している。その中でもGPVv3の下で許可されているオープンソースソフトウェアを提供する会社は、ユーザがどこからどのように受け 取ったかに関わらずユーザ、また他社に対する特許保護を延長することができないことを述べている。
Linuxと他のオープンソースソフトウェアプログラムがマイクロソフトの知的財産権を侵害していると主張するマイクロソフト社は、正式な契約をしているオープンソース業者の顧客達を起訴しない誓約を行った。そのオープンソース業者にはNovellとXandrosが含まれている。
しかしながら、火曜日FSFはNovellのオープンソースソフトウェアを再販売するというマイクロソフトの契約はGPLv3への荷担を促していると主張し ている。結果的にマイクロソフト社がNovellの顧客たちに約束した特許保護は自動的に全てのオープンソースユーザ達まで拡大されるとFSFは申し立て ている。
しかしながらFSFはマイクロソフト社の特許侵害訴訟から手を引くよう圧力をかけつづけるように思われる。または(こちらのほうが可能性が高いが)Novellとの契約を全て破棄する可能性がある。7月にマイクロソフト社はNovell社との提携からGPLv3に保護されたソフトウェアを排除すると述べた。また同社はGPLv3の反訴訟条項は法的に何の威力も持たないことを主張している。
またそれはマイクロソフト社が版権を尊重し、自分達の権利に従うことを裏付けると述べている。もしユーザがマイクロソフトフルフィルメントエージェントからGPLv3プログラムを購入した事によって同社から差別的な特許誓約を受けたら、マイクロソフトはそのソフトウェアのダウンストリームユーザ全員に対して誓約を拡張せざるとを得ないだろう。
それに関連したニュースで、SCOは同社ではなくNovellがUNIXの版権を所有するという判決を下され強烈な一撃をくらっていた。それはSCOの株を一日で70%も下げる要因となったのだ。この特許侵害訴訟に関する脅威はSCOによって始められマイクロソフト社が後を継いでいるが、大きな組織が自分達のオープンソースの特許侵害訴訟保護を追及したことがある。その代償として企業のオープンソース採用を遅らせることになった。これらの新たな向上点はそのような脅威にバランスを与え、オープンソースを反リスク環境に保つことが期待される。