最新のリリースとなるEnterprise AJAX 4(サイト・英語)には下記の主な新機能が含まれている。
- サードパーティウィジェット用の統合サポート:Enterprise AJAX4はGoogle、Yahoo、Dojoのような異なるサードパーティからのウィジェット間での統合をサポートする。これらのウィジェットを同時に作動させるためにはプラミングJavaScriptコードを記述する必要がある。
- デュアルAPIサポート:デベロッパはリッチユーザインターフェースを開発するXML APIかJavascriptを選択することができる。
- 構築化された開発:フレームワークのアーキテクチャは再利用可能なオブジェクト指向のパターンと、より良いコードの保持性を促進するための継承のサポートに基づいている。
プレスリリース(source)においてBackbaseのCTOであるGebert Kaandorp氏は、このサードパーティウィジェットサポートが重要な機能の一つであることを強調している。
サードパーティコンポーネント用のこの新たなサポートは、異なるAjax技術を一緒に動作させる技術に近づく大きな一歩となります。その新たなフレームワークは、Ajaxウィジェットとコンポーネントでアプリケーションを強化することが可能な、オープンプラットフォームなのです。
リッチユーザインターフェースの開発において、WebアプリケーションがAJAXに頼る率が上がるにつれて、Enterprise AJAXは、AJAX開発コミュニティのニーズを満たす機能を備えているように思う。また将来そのような製品が増えることを望む。Eclipse Rich AJAX Platform(RAP)(サイト・英語)はそのようなプロジェクトの一つで、現在開発中の段階にある。