Google(サイト・英語)とEclipseファンデーション(サイト・英語)はJava SE/EEグループにおいて最も票を得ていた。他に当選したメンバーはApache(source)Software Foundation、NortelとRed Hat Middleware LLCである。このグループにおけるほかの候補者はInterface 21 Inc.(サイト・英語)(Spring Framework(source)のバックにいる会社)、Ericsson AB(サイト・英語)、CodeGear(サイト・英語)、Klaus Meffert、Perret Pierre-Henryであった。
JCPの委員長とSun MicrosystemsのJCPプログラムのディレクターであるPatrick Curran氏は、EclipseがJCP実行委員会の新たなメンバーになることに関して下記のようにコメントしている。
”Eclipseはオープンソースプロジェクトにより良いコラボレーションとオープン性を促進する専門性を付加すると思います。”
Eclipseそれ自体は会員制の組織で、今までにたくさんのJSR用ツールサポートを提供している。Paul Krill氏はInfoWorldにおいてこの発表に関する記事(source)を記載した。彼は下記のように述べている。
この選挙はSunがJavaの設立者であり、(多分その開発を独占している)同社がEclipseのメンバーではない事において特有の協調性を表している。SunはIBM、Oracle、BEA Systemsのような会社に代表された主要なEclipse反対者の一人である。Sunは代わりにNetBeansのオープンソースツールプラットフォームに集中している。
JCP実行委員会において永久的に座を確保しているSunが、両者ともそれぞれのIDEプラットフォームを所有している状況でEclipseと今後どのように委員会の中で共存していくのか注目していきたい。
タイムワーナーケーブルはJava Micro Edition(ME)グループにおいて新たに当選したメンバーの一つである。当選したほかのメンバーはIntel(サイト・英語)、Orange France SA(サイト・英語)、Research In Motion, Ltd(RIM)とSamsung Electronics Corporationである。このカテゴリーにおいてノミネートされたがおしくも当選に至らなかった個人や組織は、Sean Sheedy、Luiz Carlos、Bentes dos AnjosとMarlon Faria da Luzである。
全てのメンバー(新たに当選、また再選した者両方)は、11月27日に就任し任期は今後3年間となる。また彼らは12月4,5日に開催されるEC会議にて初めて顔を合わせる。ちなみに今年のJCP選挙はPricewaterhouseCooper(サイト・英語)によって主催され、投票期間は10月30日から11月12日であった。