Symbian OSはNokiaとSony Ericssonのような携帯・スマートフォン製造会社に使用されているOSである。2005年にCanlysはSymbian OSが市場シェアの72%を占めていると推定した。それに比べてMicrosoft PocketPCとMS Smartphoneの市場シェアはわずか8%であった。RIMもまた8%のシェアで、一方PalmSourceとLinusシェアはそれぞれわずか6%、5%だった。
Red Five Labsによると(source)、現在Symbian OSは多言語に対応しているということだ。これにはJava、Python、RubyとAdobe Flashが含まれているのだが、”最も強力で使用されているであろう言語はSymbian C++言語である”。
Red Five Labsは現在Net60の名の下で.NET Compact FrameworkをSymbian OSに持って来るプロジェクトが進行中である。もしそれが成功すればモバイル端末に狙いを定めようとしている.NETデベロッパたちにとって巨大な市場を開くことになるだろう。
その名前が暗示しているように、Red Five Labsは現在S60 3rd Editionへの対応を目標として取り組んでいる。S60 3rd EditionはNokiaユーザーのSymbian 9.1.用インターフェースSDKである。1995年にそのS60シリーズは市場シェア全体の58%を占めていた。またその他14%はSeries 80/90, UIQ, and MOAP SDKで占められていた。
Net60のベータ版(source)は現在Red Five Labsに発注可能である。