しかしながら、WS-BPELが狙いとしていなかった領域の一つはヒューマンタスクインタラクション・BMP(source)である。WS-BPELのFAQ(source)において下記の事項が指摘されている。
- BPMNとWS-BPEL2.0の関係はどんなものですか?
- WS-BPELはサービス編成言語用のOASIS標準仕様です。BPMNはビジネスプロセスの視覚表示用のOMG標準です。BPELプロセスはBPMNを 使用して表示することができる一方、BPMNのいくつかのモデルはBPELを使用しても表示できません。このFAQが用意された当時、BPMNからWS- BPEL 2.0へのマッピングは存在しませんでした。
- WS-BPELはヒューマンタスクをどのように処理するのですか?
このマッピング・統合(source)を提供するための試み(source)があったが、どれも(source)標準になるチャンスは得ることはなかった。しかしながらこれは重要な排除であった。それゆえにWS-HumanTaskとBPEL4Peopleが同じWS-BPELの著者達によって発表された時(source)、それは驚きとして受け止められなかったのである。WS-BPELと同様に著者達が標準仕様に関するアクトをまとめるのにしばらくの時間がかかったが、John Evdemon氏(ブログ・英語)(WS-BPEL技術委員会の共同委員長(source))は下記のように発表している(source)。
BPEL4PeopleとWS-HumanTaskの 仕様はOASIS入りを目指していて、またそれは新たなBPEL4People Technical Committee(TC)が発表と参加募集を見込むという結果をもたらたしました。TCはこれらの定義がWebサービスとして表示されるのを可能にし、 今後WS-BPELプロセスの一部分としてのヒューマンインタラクション(”ヒューマンタスク”)に焦点を合わせます。これらの技術委員会の努力がWS-BPELに影響を及ぼすかどうかはまだ分からないが、BPMはSOA内で重要となっている。Web Serviceにおけるこの標準は良い事尽くめになり得るかもしれない。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/01/bpel4people-oasis