ソフトウェアソリューションを提供することで知られている会社Gigaspace(サイト・英語)が、新たなコミュニティWebサイトOpenSpaces.org(サイト・英語)を発足させた。フレームワークそれ自体はGigaSpaceのコアプロダクトであるeXtreme Application Platform(XAP)の上で動作するSpring(source)を使用して作られている。このコミュニティの目標は既存の抽象性に閉じ込められることなしに、GigaSpacesのユーザコミュニティメンバ達が機能を提供でき、またGigaSpacesの開発の方向性に影響を与えるのを可能にするオープンプラットフォームをユーザ達が作成する事ができる場所を提供することである。
GigaSpace BlogのGeva Perry氏は下記のように記載している(source)。
OpenSpaces.orgは既にGigaSpacesのカスタマー、パートナー、そして従業員を含むデベロッパコミュニティによって提案された2ダース以上のプロジェクトを掲載している。イノベーティブなプロジェクトの中にはインスタントメッセージプラットフォーム、PHPとの統合、JRubyを介した設定、Spring Batchの実装とスケーラブルな動的RSSフィードデリバリシステムなどがある。
OpenSpacesは下記の項目に方向付けられている。
- Springユーザ
-
SOA/EDA Developers
- 低レイテンシートランザクショナルアプリケーション
- リアルタイム解析
-
Web 2.0
またGigaSpaceは収益が500万ドル以下の個人と新興企業に対してStart-Up Program(source)の下でGigaSpaces製品を無償で使用させている。ベンダーロックインとスタンダードAPIの使用なしに強固なスケーラブルアプリケーションを作成している間に費用を削減できるのは、新興企業にとって素晴らしい機会である。更にGigaSpace XPAはAmazon EC2(サイト・英語)サービスと一緒に使用することが可能で、必要に応じて、使用したハードウェアリソース分のみの支払いをするという利点も提供している。
OpenSpacesにおける更なる情報はここで参照できる(source)。