Spayd氏はPeter Block氏の”コンサルティング契約”とCenter for Right Relationship(source)の”リレーションシップシステムコーチング”プログラムの一部分である”コンシャスインターナショナルリレーションシップ”の概念を一緒にしている。Block氏のアイディアは新しいものではないが、彼の著書である”Flawless Consulting"(source)は最初に1980年に出版され、1999年に改定されている。そしてまだ、ソフトウェアの世界においてそのアイディアはたくさんの 人々にとって新しいものであるようだ。多分”コスト中心”のITからAgileの価値創造モデルへの移行はITがビジネスROIを達成するためのパートナーを見なされているのを踏まえて、その価値をもたらす私達の能力に大変不可欠となる関係性を再考させるのを可能にする。
Block氏の契約はまず何よりも始めに”コンサルタントとクライアントが互いに何を望んでいるか、そしてどのように協力していくのかを明瞭にした契約” を提供する社会的な契約であるべきというものである。それでもまだAgileマニフェスト(source)が明らかに”契約交渉上の顧客コラボレーション”を好んでいる時 に契約のアイディアに焦点を当てるのはおかしいように思える。
私はMichael Spayd氏に交渉・コラボレーションの両断論理に関して尋ねた。
Peter Block氏が最初に記したコンサルティング契約のアイディアは全体的にクライアントとコンサルタント間のコラボレーションを前提としたものです。私は Agileコミュニティにおいてはそれが腹黒く、ネガティブな意味合いを持ち得るという事実をよそにBlockのオリジナル用語に一票あげたいと思います。読者達からは少し応援を期待しています。みんなそのアイディアがAgileの価値と一致していると感じると思うのです。Spayd氏の記事は一つの内部チームがどのように契約を向上させたのかを語っており、またキーとなる重要な活動とコンサルタントと従業員両方のためのこのアプローチの利点を提示している。InfoQの記事"Consulting"Contract-A Primer for Consultants Knowledge Workers(記事)を読んで欲しい。
他のリソース:伝統的な組織においてAgile2006のMichael Spayd氏と彼の同僚Joseph Little氏はInfoQのインタビューにおいてAgileチームの挑戦について語っている。変化の時だ。(記事・英語)