家庭での予算の割り当てについて考えてみて下さい。車の支払い、住宅ローンや家賃、保険料等、これらのものは実際どれくらいの費用がかかるか把握していますよね。それに加えて月々額が変わる費用もあります。食料、衣服、娯楽、コミュニケーション、等です・・・それでもまだ予測できない出費がたくさんありま すね。あなたが事故で怪我をして病院から2万ドルの請求が来たとします。これがなぜか過去10年間において初めて新たな屋根板が必要になる年なのです。そしてまたあなたの息子に矯正が必要であることを発見してしまう年となるのです。彼はこの”標準的である月は存在しない”という家計の真実が、agile開発と私達の速度の使用法に類似していると考えている。
これがまた遠い将来の計画をする際に(開発)スピードに頼ることのできない理由の一つです。典型的なプロジェクトかもしくは典型的な反復など存在しないのです。そういう状況であればスピードを追求する時間を削減し、また削除することによって最大の益がもたらされるような、チームに無駄な労力を使わせている領域が何なのか特定するの事が重要なのではないだろうか? J.B.はこれをもちいて下記のように”個人財源”という観点において自身の経験を解説している。
私達は実際の支出を測定し、無駄を特定している数を調べ、それを排除しました。予算(かもしくはAgile用語だと速度)に目を光らせ、それがどれくらい 正確であるか、またそれがどれくらい現実的であるかを考えながら、費用を無駄にしないように必死になってした努力は無駄にしませんでした。基本的にJ.B.はチームに速度を考慮するのに費やしていたエネルギーを誰も価値を見出していなかった無駄な事が何であるか測定し、選択、そして排除する事に使うことを勧めている。言い換えると、このメッセージは彼らの通常の反復サイクルの一部分として賢くレトロスぺクティブ(source)を取り入れているかどうかを確かめるためのチームに対するリマインダとして解釈することができる。
右の緑色のタブをクリックしてレトロスペクティブ、継続性向上と改善を更に掘り下げたInfoQの関連トピックを参照して欲しい。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/01/velocity-metric-reconsidered