製品の構成は単純である。jspweaver.jarをwebアプリケーションの\WEB-INF\libに置き、 アプリケーションのweb.xmlファイルに基本的な構成情報を追加して*.jsp URLの解釈プログラムを使用するようにすればよい。
<servlet>
<servlet-name>weaverServlet</servlet-name>
<servlet-class>com.zeroturnaround.jspweaver.JspInterpretingServlet</servlet-class>
<load-on-startup>1</load-on-startup>
</servlet>
<servlet-mapping>
<servlet-name>weaverServlet</servlet-name>
<url-pattern>*.jsp</url-pattern>
</servlet-mapping>
いったんアプリケーションサーバがリスタートすれば、JSPページはオンザフライで解釈される。
現在、解釈プログラムはJSP 1.2-2.0をサポートしている。リリース1.0は、共通構文、XML構文およびJava scriptletなどのJSPスタンダードをフルサポートしている。コンテナにとらわれないが、JSPに準拠したコンテナで作業する必要がある。現在テ ストされたコンテナは以下のとおりである。
- BEA Weblogic 8.1SPX, 9.X
- Jakarta Tomcat 4.X, 5.X, 6.X
- JBoss 4.X
- Jetty 5.X
- Oracle Application Server 9.X, 10.X
JSP 2.1のサポートは次回のリリースを予定しており、ZeroTurnaroundのJevgeni Kabanov氏がInfoQに語ったところでは、およそ1ケ月以内で利用可能になるなることを期待している。また、製品の動作の仕方についてもう少し詳しく教えてくれた。
「まさにJSPを解析し(XMLスタイルだろうが、元の構文だろうが、2つの別々のパーサーだろうが)、ページのメモリ内表示を作成する。それが、実際の 出力のレンダリングに使用可能である。解析は非常に迅速で、変換がないため、今まで以上にコンパイルが迅速になる。また、われわれはBeanShellのパッチバージョンを使用し内蔵されたJava scriptletを解釈している。」
無償のトライアルバージョンがZeroTurnaroundから提供されている。ライセンスはシートにつき49ドルかかる。