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MicrosoftがDynamic Silverlightを紹介

近頃ラスベガスでのMIX08コンファレンスで、Microsoft のDynamic LanguageチームがDynamic Silverlight (DSL)と呼ばれる最新技術を紹介した。

Dynamic Silverlightとは何か?

Dynamic Silverlightとは、Dynamic Language Runtime (DLR)言語をSilverlight(サイト・英語)と統合する技術のことを指す。DSLはSilverlight拡張機能としてパッケージされ、 Silverlightの他に必要に応じてダウンロード可能である。

DSLは、ランタイムおよびSDKコンポーネントで構成される。このランタイムは、以下の2つのアセンブリーから成っている。

  • Microsoft.Scripting.dll
  • Microsoft.Scripting.Silverlight.dll.

以下のものから成る、言語アセンブリーもまた必要である。

  • IronRuby.dllおよびIronRuby.Libraries.dll(Ruby用)
  • IronPython.dllおよびIronPython.Modules.dll(Python用)

ランタイムコンポーネントは、IronRubySilverlightランタイムが712KBの追加的なダウンロードであり、 ブロードバンドならば5秒未満でダウンロードが完了する。

SDKコンポーネントはDSLの一部でもあり、 デベロッパが対話するソフトウェアの部分であるChironと呼ばれるローカルWebサーバである。Chironはローカルファイルシステムを使用して、 インタラクティブな開発環境を提供する。DSLアプリケーションを実行してXAPにし(別の拡張機能名のZIPファイル)、ブラウザで機能するために必要 なすべてのものを動的にパッケージする。アプリケーションで生成された他のすべてのファイルと一緒に、コアDSLランタイムピースおよびIronRubyアセンブリーはファイルにある。

稼動中のDynamic Silverlight

John Lam氏は、自身のブログでおもしろいさまざまなシナリオを交えながら、DSLを使用する方法を示した一連のチュートリアルを紹介している。

  • 第1部:Hello, World! in Dynamic Silverlight(source)
  • 第2部:Managed JScript and Flickr(source)
  • 第3部:Integrating Silverlight with ASP.NET MVC(source)

John氏はまた、Microsoft Silverlight and Dynamic Languages(ブログ・英語)と呼ばれるDSLを取り上げたMIX08においてプレゼンをおこなった。このプレゼンでは、この新しい技術で取り上げられた興味深い点を網羅している。

DSLについての詳細は、Dynamic Silverlight Webサイト(サイト・英語)で参照できる。Dynamic Silverlight SDKのダウンロードリンクはこちら(英語)

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/03/dynamic-silverlight

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