先月になるが、2月19日、Christoph Wille氏はSharpDevelop 3.0のベータ1(source)が.NET Frameworkバージョン3.5をサポートすると発表した。この最新のリリースはこれまでどおり.NET Frameworkの複数ターゲットのさまざまなバージョンをサポートする。3月4日現在、ShareDevelopプロジェクトはCodePlexでデュアルサイト(source)を持続している。
このリリースで新たに追加された項目は以下のとおりである。
- マルチコアマシンのパラレルビルドサポート
- 新言語サポート
- IronPython
- F#
- C#でのコードの完了
- 再記述されている新たなデバッグインフラストラクチャー
IDE環境に対する機能の変更
- NDocはSandcastleに取って代わった
- NCoverはPartCoverに取って代わる
- WiX 3.0が追加された
- もはやMonoおよびNAntは設定には含まれないが、別個のインストールとしてサポートされている
今回の保留となっているリリースでMonoサポートが変更された理由について、Chris氏は以下のように示した。
Monoを実働からサンプルの地位に「降格」する決定には、複数の要因がある。1つには、Monoの基本的なコンパイルしかサポートしていないので、デ バッガーやら(GTK#のような)ビジュアルデザイナーは未対応である。こういったことに関するサポートの質問をたくさん受けたが、正直な答えとして「す みません、それはサポートしていません」と回答しなければならなかった。そして12月に、Miguel氏はMonoDevelopがWindowsにやって来る (MonoDevelopはSharpDevelopの分岐点)と発表し(ブログ・英語)、それが意味したのはIDEがMonoでわれわれにはないものを完全にサポートするWindowsにやってくるだろうということである。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/03/sharpdev-3-beta