Danube Technologiesは、ScrumWorks Proの3.0(source)をリリースした。それが最後に語られたのは2007年8月(参考記事・英語)のことである。ScrumWorks Proは、Agile Project Managementツールである。それぞれの反復やリリース全体を通じて、チームの進行をトラックする。
Danube Technologiesの最高技術責任者であるVictor Szalvay氏(source)によると、感覚およびユーザビリティーの改善こそが、このリリースで重点的に取り組んだ分野の1つだということである。多くのUIの改良点に含まれるものには以下のものがある。
- New Product Creation Wizard - 新製品を作成する際に発生する決定事項(チーム、役割、許可および製品プロパティー)を通じでユーザをガイドする。
- Docking Framework - Eclipseと同種。ウィンドウをその親の任意のサイドにドッキングさせることができ、一度に複数のエディターを表示させることが容易になる。
- Tabbed Editing - Firefoxと同種。タブで別々のストーリーやタスクのエディターを表示しているクラッターを削減することができる。
- Split Feature - ストーリー(またはタスク)のバッチを作成するとき、それぞれのストーリーに複数のアイテムがあることが分かる。分割機能はステップ数を減らして、別々のストーリーにする。
- Sprint Detail View - タスクとストーリーを関連付けるツリービューのサポートをするよう機能拡張された。その他に、スプリントビューは「ポイントパーソン」、「タスクの状態」やその他のコラムによるフィルタリングをサポート。
Victor氏の意見では、最も重要な変更はおそらくMySQLに対するサポートであり、エンタープライズカスタマーが内蔵データベース以上のものを必要としているさらに大規模なデプロイメントに拡大縮小することを望んでいる。
New Tabbed Editors
Sprint Detail View
ScrumWorks Proは、デスクトップおよびWebクライアントを提供する。デスクトップはフル機能装備であり、Webクライアントはタスクの状態や見積もり更新のス プリントのビューを提供する。サーバコンポーネントはWindows XP/Vista/2003 Server、Mac OS X 10.4.2+およびLinuxで実行され、デスクトップクライアントはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4.2+およびLinux KDEをサポートする。