InfoQ Chinaは、5月12日に中国南西部の四川省で起きた四川大地震で犠牲となった方々に哀悼の意を表し、サイトのすべてのページを灰色に更新した。
中国国務院は18日、5月19日より3日間を四川大地震で犠牲となった方々に哀悼の意を表するため「全国哀悼日」とすることを決定した。これに伴い、InfoQ Chinaを始め、Baidu、Sina、Sohu、163、Yahoo Chinaなどの中国国内のほとんどのサイトが灰色になり、およそ32,000人を超える災害の犠牲者へ哀悼を捧げている。また、InfoQ Chinaとしては顧客の方々よりバナー広告を灰色にする許可を得ている(著者注:本稿執筆時点ではまだカラーとなっている)。
InfoQ Chinaは、中国でビジネスをしていく中で、企業としての社会的責務を果たすという意味では、これは当たり前の行為であると確信しているという。
InfoQ Chinaは、5月21日以降は通常通りの運営に戻る。3日間の哀悼の期間では、サイトの外観を除きこれまで通りの運営を行う。
地震発生からちょうど1週間たった19日午後2時28分、車や船舶の警笛・汽笛や防空警報のサイレンが各地で響き、犠牲者を追悼する3分間の黙とうが中国全土で行われた。そして中国国旗の半旗が掲げられた。
InfoQ Japanとしても、地震の犠牲となった方々のご冥福をお祈りする。また、凄まじい自然災害で生き残った方々がこれまで以上に力強く逞しく生き、一刻も早く立ち直って、新たな生活を始められるよう願っている。