Javaクライアントテクノロジーに携わっている人びとにとっては、ますますポピュラーになりつつある動きの中で、SunのDesktop部門のかつての 最高技術責任者であるHans Muller氏が今週Sun MicrosystemsからAdobeのFlexチームへ異動した。この移籍についてSwing Application Frameworkメールリストで発表している(source)。
約21年間勤務したSun Microsystemsを去ります。5月12日月曜日、Adobeに移りFlexの仕事をします。今年の初め、Sunのかつてのエンジニアであり、Filthy Rich Clients(サイト・英語)の共著者であるChet Haase氏がAdobeのFlex SDKチームへ移った。2月には、以下のように述べている(source)。
FlexそしてAdobeに魅せられたものの1つは、クライアントプラットフォームでした。それは、高度なユーザエクスペリエンス、遷移、アニメーショ ン、フィルターを可能にします。そして単純に見掛けの良いUIは、このグラフィックスのプロにとってはとても興味をそそられるものなのです。Dion Almaer氏は、Hans氏の異動についてブログの投稿で以下のように述べている。「Sunは流血しています。 JavaFXが斡旋されるにつれ、ますます多くのエンジニアたちが去っていきます」(ブログ・英語)。
有力なエンジニアがどんどん離れています。Client部門の最高技術責任者が(Adobeに)移るとき、一体Sunでは何が起こっているのだろうかと疑問に思って当然でした。
そして、Hans氏の異動を現在起こっていることに照らし合わせている。
SunがJavaOneでJavaFXをプロモーションしたのと同時期に、才能の流出が起こったのは皮肉なことです。
InfoQコミュニティはJavaの主要なプレーヤーをSunから特にAdobeに追いやってしまっているのか?こうした動きによって、 JavaFXはAdobe Flexよりもさらに遅れをとってしまうのか?
原文はこちらです：http://www.infoq.com/news/2008/05/sun-deflextions-continue