Agile 2008 の(source)プログラム、「Agileの展望を広げる」が先日発表された。この記事を書いている時点で、早期申込み割引(100ドル引き)にまだたくさん空きがある。今年のプログラムの特徴は、出席者が試すことができる数多くのステージ(トラック等)があることだ。
- メインステージ(source) - 紹介のセッションを含むもっとも関心ある分野のセッション。
- リサーチ(source) - Agile 2007の成功を紹介し、リサーチステージで文書とワークショップにより新しい成果を公表する。
- 最新の動向 (source)- 岩壁にあるAgile - 最先端のアイデア。ソースコードにユーザビリティの概念を当てはめたり、リアルオプションを使ってプロジェクトを管理したりする。
- 探求するアジャイル(source) - 主流のアジャイルの考え方に挑戦する報告や視点を体験する。
- 構築するものとしないもの、どうしてそれを構築するか? プレゼンテーションには次のものがある。Jeff Sutherl氏による「何もしないことに対するお金とお金がかからない変化:アジャイル契約(source)」とAngela Vinci氏による「顧客を混乱させるのはやめて!(source)」。
- ユーザエクスぺリエンス(source) - 「ユーザが使うソフトウエアに取り組んでいる場合、知っていようといまいとあなたはユーザエクスぺリエンスに関係する人である。」
- 開発者の集まり(source) - 主に3つの部分からなる。チューンアップのクリニック (TDD、クリーンコード、アジャイルアーキテクチャ)、チュートリアルとスターと一緒にプログラミング - 伝説的なアジャイルプログラマとステージでペアプログラムをするチャンスである。
- アジャイルツール(source) - ツールは助けにもなるし妨げ (世界観を制限する) にもなる。プレゼンターは新しいツールのデモを行い、限界を明らかにする。
- 品質に責任を持つ (source)- 高品質は実践では安いもので、チームのやる気を改善すると信じられていることに焦点を当てる。しかし、私たちは正しいのか? そして、品質とは何か?
- レガシーシステム(source) - 適切なテストのベースなく長年にわたって開発されてきた既存のコードへの挑戦に立ち向かう。あなたならどうする?
- 実例を用いて設計、テスト、そして、考えるでは(source)、学習、指導、コミュニケーション、テスト、設計、コーディングの方法として実例を中心に扱う。このセッションは、グループで行い活発に参加することが求められている。(手足を使う。ただ話すだけではない。)
- アジャイルと組織の文化(source) - 「アジャイルの第一歩は孤立して行われるものではない。それは、既存の(組織的な)文化と連動しなければならない。これは相互適合のプロセスである。」
- 分散したアジャイル(source) - アジャイルは分散するか、広がっている。メンバが向こう側かそれ以上の場所に分かれた場合、どのようにチームを組織化するか。どのようにふりかえりを行い、指導し、協力するか?
- リーダーシップとチーム(source) - 自己組織化したチームにマネジャは必要か? アジャイルリーダーはどのような役割を果たすべきか?
- 学習と教育(source) - アジャイルプラクティスを教えて学ぶ効果的な方法は何か?どのようにコーチするか? 教えるか? 指導するか?
- ライブエイド(source) - 実際のアジャイルプロジェクトへの取り組みを支援する。Mano a Manoは(参考記事・英語)チャリティである。「貧困に陥ったボリビアのコミュニティが健康的かつ経済的福祉を改善するためにパートナーシップを結ぶ。」
- オープンジャム(source) - 主要なカンファレンスの議題に入らない項目や出来事について話す場所である。
- フランス人の歌(source) - 限定したアクティビティを提供する。(フランス語のセッションで、通訳付き。英語で行われたセッションをさらにフランス語で議論する) このようなセッションがないと参加しないようなフランス語を話す人たちをカンファレンスに引き付けるためのもの。
- Musik Masti(source) - 今年初めて行われるMuzik Mastiは、カンファレンス最終日の後、誰でも参加できるミュージックフェスティバルである。
今年の基調講演のスピーカーは(source)「The Wisdom of Crowds」(邦題:みんなの意見は案外正しい)の著者、James Suroweicki氏、オブジェクトメンターで「Agile Software Development: Principles, Patterns, and Practices」(邦題:アジャイルソフトウェア開発の奥義)の著者のBob Martin氏、そして、他にもいろいろあるが「The Inmates Are Running the Asylum」(邦題:コンピュータは、むずかしすぎて使えない!)の著者のAlan Cooper氏である。
他の注目に値するセッションは以下の通りである。
- Agileの展望を広げる : システムの5つの次元 (source)- Mary Poppendieck
- 21世紀のアジャイルでリーダーシップに成功するためのレシピ(source) - Jean Tabaka
- 規模を縮小する : 小さいことは美しい(source) - Tobias Meyer
- 抵抗をリソースにする(source) - Dale Emery
昨年のイベントがどのようなものであったかを知るために、InfoQだけで見られるプレゼンテーションやインタビューを見るには「Agile 2007(参考記事リンク・英語)」のタグを使おう。