Microsoft SQL Server 2008に搭載される新機能を誰もが待ち望んでいる。しかし、推奨されない機能や廃止になった機能があるので、注意する必要がある。SQL Serverの旧バージョンにある機能は、それより新しい製品での使用は推奨されない。また今後リリースされるバージョンでは削除される。廃止になった機能は、SQL Server 2008で利用不可の機能である。かつてこのような機能がSQL Server 2008に移行していた目的を確認してみる。
推奨されない機能や廃止になった機能は、MSDNの後方互換性オンラインドキュメント(source)に記載されている。多くの互換性の問題がある分野は、主に以下のとおりである。
- Database Engine(source)
- Analysis Services(source)
- Integration Services(source)
- Reporting Services(source)
- Replication(source)
- Full-text Search(source)
このような推奨されない機能や廃止になった機能の他に、各製品のそれぞれの分野において、多くの最新の、振る舞いの変更がある。最新の変更は、SQL Serverの以前のバージョンでビルドされたアプリケーションまたはスクリプトを破壊する可能性がある。振る舞いの変更は、SQL Serveでの機能の作用に影響を及ぼす。SQL Server 2008へアップグレードする前に、またUpgrade Advisor(source)を使用する前に、文書を調べることを勧める。それは、現在のSQL Serverのインストール状況を分析し、アップグレードの前後に修正すべきさまざまな問題を示すレポートを作成するものである。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/06/Deprecated-Discontinued-Features