Microsoftは、SQL Server 2008 RC0(source)を一般大衆向けにリリースした。SQL Server Director of Product ManagementのFrancois Ajenstat氏(source)によると、今年度第三四半期にRTMが利用可能になるまで、今回のリリースが最終リリースだということである。当初SQL Server 2008 RC0はMSDNのサブスクライバーに、そしてその1週間前にTechNet Plusのサブスクライバーに利用可能であった。
SQL Server 2008 RC0は、Enterprise、Standard、 EvaluationおよびExpressの各エディションでリリースされる。最初の2つは、インストール時にキーを入力する必要があり、キーはダウン ロード(source)ページで取得することができる。インストール前に、ReadMe(source)およびリリースノート(source)およびMSDNにSQL Server 2008をインストールする際のハードウェアおよびソフトウェア要件(source)の「Before You Install」セクションを読むことを強く勧める。
SQL Server 2008 RC0でVisual Studioを使用する前に必要なアップデートは以下のとおりである。
- Visual Studio 2005の場合、Visual Studio 2005 Support for SQL Server 2008 RC0(source)をインストールする。
- For Visual Studio 2008の場合、Visual Studio 2008 Service Pack 1 Beta(source)をインストールする。
- For Visual Studio 2008 with SQL Server 2008 RC0 Expressの場合、Microsoft Visual Studio 2008 Express Edition with SP1 Beta(source)をダウンロードしてインストールする。
またMicrosoftは、SQL Server 2008 Books Online Release Candidate (RC0)を利用可能にした(source)。Books OnlineはSQL Server 2008の主要な文書ソースであり、以下のような情報がある。
- セットアップおよびアップグレードのインストラクション。
- 新機能および後方互換性に関する情報。
- SQL Server 2008のテクノロジーおよび機能の概念記述。
- SQL Server 2008のさまざまな機能の使用方法を説明した手順によるトピック。
- 共通タスクをガイドするチュートリアル。
- SQL Server 2008でサポートされるグラフィカルツール、コマンドプロンプトユーティリティ、プログラミング言語およびアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)のリファレンス文書。
- SQL Server 2008で利用可能なサンプルデータベースおよびアプリケーションの説明。
Books Onlineでは.NET Framework 2.0をシステムにインストールする必要があり、Windows Vistaにインストールする場合は、SP1 for Vistaをインストールする必要がある。サポートされるシステムはその他に、Windows Server 2003 Service Pack 2、Windows Server 2008、Windows XP Service Pack 2がある。SQL Server 2008向けに特別に作成されたMicrosoft Connectサイト(source)には、製品についての最新情報が載っているので、参考にするとよい。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/06/SQL-Server-2008-RC0