Windows Client Communications TeamのMicrosoftディレクターであるChris Flores氏(ブログ・英語)がこれからのWindowsについて語っている。最初にChris氏は次期リリースされるWindowsがあることを確約し、それは Windows 7と呼ばれる。しかし、Microsoftはコミュニケーションポリシーを変えたようで、必要以上に公表することを避けている。Chris氏は以下のように語った。
なぜアプローチの変更かって?Windowsの次期リリース計画について話すと、みなさん行動を起こすことを知っています。結果として、後になって変わる 情報を広く共有すると、われわれの取引先や顧客に大きな影響を与え兼ねません。Windows 7に関しては、顧客や取引先との情報の共有方法についてもっと注意深く計画しています。これが意味するのは、読者の必要に応じて適切なときに、適切な情報 量を共有することです。
もちろんWindows 7は目玉的なリリースであり、Windows Vistaにビルドされる。
Windows Vistaは特にグラフィックス、オーディオおよびストレージのようなサブシステムで強固な基盤を築きました。Windows Server 2008はその基盤にビルドされ、Windows 7も同様です。世間の憶測に反し、MicrosoftはWindows 7では新しいカーネルは作成してません。それよりもむしろ、Windows Vistaに導入されているカーネルアーキテクチャーおよびコンポーネント化モデルを洗練しています。
Microsoftは、XPからVistaへ移行する際に発生する互換性の問題を避けるようにしている。
事実、Windows 7での設計目標の1つは、Windows Vista向けに指定された推奨ハードウェア上でそれを実行できるようにし、Windows Vistaで動作するアプリケーションやデバイスがWindows 7と互換性を持たせることです。
Windows 7に含まれる機能の1つには、1年前にBill Gates氏によって公になったSurface(source)がある。Microsoftは、Surfaceテクノロジーのビデオデモ(source)をリリースした。それは、同時に複数の指でタッチ画面と相互作用し、新しく、面白いアクションをより自然な方法で 実行する方法を示している。
その計画は、Vistaのリリース後およそ3年にWindows 7を発売することだとChris氏は語り、 計画は順調に進んでいる。1月というのはOSの新発売にはあまり適さないので、2010年の春もしくは夏にリリースされるだろう。