Castle Project(リンク)の創始者であるHamilton Verissimo de Oliveira氏(リンク)が、MEFチームのProject ManagerとしてMicrosoftに入社する決断をしたことを、自身のブログに掲載している。Castleは.NETオープンソースプロジェクトで あり、エンタープライズおよびWeb開発の支援を目的としている。
Hamilton氏は、一人で仕事をすることをやめ、大企業を選んだ理由を以下のように述べている。
第一に、Scott Guthrie氏(リンク)に会い、Brad Abrams氏(リンク)と話をしたことで、二人が自分と同程度にテクノロジーに夢中になっていることが分かりました。何かすごいものを作りたいと考えているようで、それはわたしも同じです。
別の理由としてHamilton氏は、以下のように述べている。
第二に、会社を起こすこと(Castle Stronghold)はすばらしいことです。別の方向性を設定したり、最高だと考えるいろいろなことに時間と資金を投資し、業績が上向きになる(また は、ならない)のを感じることができます。そうは言うものの、時としてそれが悪夢であることを付け加えたいと思います。クライアントが契約は解消で、支払 うつもりはないと言ってきたら、まったく格好いいことではなくなってしまいます。そして、それがちょっとしたストレスになり、ビジネスをしていく上でどん どん大きくなっていきます。
Hamilton氏は、Castleについては継続しておこなっていくことを約束しているが、Castle上にビルドされるアプリケーションのサポートを提供し続けていくCastle Strongholdとは、ほとんど関係がなくなる。
IかつてHamilton氏は公然とMicrosoftを批判し、それでも内側から自分の考えを述べていくという自分の考えは曲げていないのは、おもしろい。「VMWare 対Microsoft」(リンク)というHamilton氏のブログ記事が 2007年に公表されたが、「Evil Corporations」カテゴリーのレッテルを貼られている。悪の企業はVMWareかそれともMicrosoft、あるいは両者かどうかは、不明で あるが、その短いメッセージから、Microsoftのことを指していることが分かる。
Castleを構成するプロジェクトは以下のとおりである。MVCフレームワークであるMonoRail、 NHibernateを使用したエンタープライズデータマッピングであるActiveRecordそしてIOCコンテナであるMicroKernel/Windsor Container。
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