- 一つのオペレーティングシステム上で矛盾を起こさず、どんなアプリケーションのどんなバージョンでも実行できる
- 同じアプリケーションの複数のバージョンを実行できる
- インストールによる不整合を排除するため、それぞれのアプリケーションとそれ自身のDLLファイル及びレジストリ変更をひとまとめに纏める
- 固定化したPCで、100%ユーザモードでアプリケーションを実行させる
- 管理者権限がなくても、アプリケーションをどんな媒体からでも実行できる
プレス・リリースでは、2つの新機能がハイライトされており、それは以下のような機能である。
- Application Link -相互依存している仮想アプリケーション間での制約のない情報のやり取り。Application Linkを使うと、相互依存しているアプリケーションは、それがJavaであろうが、.Net、IE、Officeであろうが、お互いに情報のやり取りをできるようになり、その結果、矛盾を取り除いたり、アプリケーション・サイズを減らしたり、ソフトウェア・ライセンスの一貫性維持やトラッキングが可能になる。
- Application Sync -インターネットベースのアプリケーション更新。Application Syncは、HTTP/HTTPSを用いて企業内外の重要なユーザ・アプリケーションへ、仮想化されたアプリケーションを実行しているPCが管理されているものであってもそうでないものであっても、バイトレベルの更新を配布できる。.
Geert Baekeは、自身のウェブサイトでApplication Linkの利用例(リンク)を示している。Sven Huismanは、6月に製品ベータの詳細なレビュー(リンク)を書いた。Huismanは、インストールとアプリケーション捕獲の容易さを良い点として挙げた。しかしながら、Huismanは、アプリケーション管理と監査に関しては問題を見つけた。読者諸氏は、HuismanとMatthijs Havernikが作成したアプリケーション仮想化比較チャート(リンク)にも興味があるかもしれない。これは、ThinAppを競合製品と、例えばMicrosoft SoftgridやSymantec Appstream、比較したものである。アプリケーション仮想化の詳細については、InfoQの特集記事である仮想化の紹介(参考記事・英語)もご覧いただきたい。