Boo Lang Studioの最初のアルファリリースがCodePlexで利用可能である(リンク)。このVisual Studioアドオンは、Boo向けに最上のIDEサポートを提供することを目指している。BooはPhythonにより促進されるが、比較的新しい.NET言語であり静的にタイプされる。
どんな言語でも、数行で意味のある説明をするのは不可能なので、代わりにBoo Manifesto(PDF)のリンクを提供する。特に興味があるのは、実行時バインディングを取り扱う方法で、こんにち一般的には「ダックタイピング」として知ら れている。実行時バインディングをつねに使用するか、まったく使用しないかのたいていの言語とは異なり、Booはデベロッパが特定の変数を実行時にバイン ドされるものとして宣言することを可能にしている。実働言語において滅多にない機能は、拡張可能なコンパイラパイプラインである。
拡張可能な構文は、必要な部分のみである。コンパイラのコンパイルプロセス自体は、拡張可能である。プログラマは必要に応じて新しいアクションを導入し、 ドキュメンテーションやレポートの作成、コード規約の確認の実行および自動化、プログラム変換を適用し、デバッグサポートや特定の実行環境を改善したりな ど、少し挙げただけでもさまざまなことができる。プログラマは、ソースコードパーサーのような特定のコンパイラコンポーネントを再使用および/または交換 することが可能である必要がある
Boo Lang Studioの最初のアルファリリースには、旧プロトタイプと比較すると以下のような機能拡張がある。
- 64ビットの互換性
- Intellisenseの一部
- プロジェクトのプロパティのページ
- デバッガーブレークポイント
- 構文のカラー化の改善