Microsoftは、Internet Explorer 8 Beta 2(リンク)をリリースした。Beta 1(参考記事)はデベロッパを対象としたものであるが、Beta 2の対象は消費者である。ブラウザの主な機能は、Web Slices、Search Suggestions、Accelerators、Compatibility View、SmartScreen Filterである。
IE 8には、 閲覧や検索を拡張する新たな機能がある。その例は以下のとおりである。
Web Sliceは、ユーザが四六時中それを訪問したり、更新することなく、Webページや Webページの項目とつねに接続していることを可能にする。ページにWeb Sliceアイテム、たとえばeBayのオークションアイテムが含まれている場合、ユーザはそのWeb Sliceをお気に入りバーに追加することができ、IEはそのアイテムの状況をモニターし、状況が変わったときにそのアイコンをアップデートする。ユーザ はそのWeb Sliceアイコンをクリックするだけで、現在のタブ/ページから離れずに、そのアイテムがモニターされているプレビューウィンドウを見ることができる。
Instant Searchは、ユーザが入力している間にも検索結果の提案をしたり、さまざまな検索プロバイダから選択するオプションを提供する。
Acceleratorsは、ページのアイテムとWebサービスを結びつける。たとえば、ある場所の地図の取得にはIE 8の「Map with Live Maps」アクセラレーターにアクセスすることが必要であり、以下に示すように同じページにいながらにして、プレビューウィンドウは地図を表示する。
SmartScreen Filterは、サイトやページの閲覧時に起こり得る危険性についてユーザに知らせる。
Compatibility Viewは、ユーザがIEの旧バージョン向けに設計されたページを見られるようにする。
Compatibility IEのGeneral ManagerであるDean Hachamovitch氏は、Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003およびWindows Server 2008向けに「Internet Explorer 8 Beta 2(リンク) 32および64ビットエディションがある。英語の他に、IE8 Beta 2は日本語、中国語(簡体字)およびドイツ語でも提供可能である。その他の言語は、間もなく利用可能になる」と述べている(リンク)。