Microsoftは、SQL Server 2008 Express(リンク)の3バージョンを利用可能にした。Expressエディションは小型のサーバアプリケーションの縮小や構築、またはISVの再配布を目的と したSQL Serverの無償バージョンである。ToolsエディションにはManagement Studioが含まれ、Advanced Servicesエディションには全文検索およびReporting Servicesがある。
Microsoftは、SQL Server 2008 Express(リンク)を以下のように説明している。
Microsoft SQL Server 2008 Expressは、強力かつ信頼性の高いデータ管理システムである。組み込みアプリケーションクライアント、軽量Webアプリケーションおよびローカル データストア向けに豊富な機能、データの保護、およびパフォーマンスを提供する。SQL Server 2008 Expressは無償にて利用可能であり、アプリケーションで自由に再配布できる。
SQL Server 2008 Express with Tools(リンク)には、Expressエディションのデータベースエンジンと同様のデータベースがある。しかしその他にグラフィカルサーバ管理ツールであるManagement Studio Basicがある。
MicrosoftによるとSQL Server 2008 Express with Advanced Services(リンク)には、以下の機能がある。
- SQL Serverデータベースエンジン。
- グラフィカル管理ツールであるManagement Studio BasicでSQL Server 2008 Expressの管理。
- SQL Serverテーブルで簡潔な文字ベースのデータに対する全文参照を発行。全文参照には、ワードやフレーズ、または複数形式のワードやフレーズを含むことができる。
- ローカルリレーショナルデータで SQL Server Reporting Servicesレポートを実行。
Visual Studio 2005でSQL Server 2008 Expressエディションを使用するには、SQL Server 2008 CTPに対するVisual Studio 2005 Support(リンク)が必要であり、Visual Studio 2008で Expressエディションを使用する前に、Release Notes(リンク)を一読する必要がある。
Expressエディションは以下のリンクから無償でダウンロードおよび利用可能である。SQL Server 2008 Express(リンク)、SQL Server 2008 Express with Tools(リンク)、SQL Server 2008 Express with Advanced Services(リンク)。詳しくは、MicrosoftのSQL Express(リンク)のページを参照のこと。
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